決まり手とは? 逃げ・差し・まくり・まくり差し・抜き・恵まれを図解でやさしく解説
競艇の結果でよく見る「決まり手」。これは1着の艇が“どうやって勝ったか”を6種類で表したものです。決まり手が分かると、レースの展開や「なぜこの配当になったのか」がぐっと読めるようになります。図を使って、6種類をはじめての方向けにやさしく整理します(出やすさは全国2年分・約12.8万レースの実測)。
結論(先に)
決まり手は1着艇の“勝ち方”のラベルで、全部で6種類。いちばん多いのは 逃げ(52.6%)=1コースがそのまま先頭で逃げ切る形 です。残りは内を突く 差し、外から一気に被せる まくり、その合わせ技 まくり差し、道中で抜く 抜き、前の艇の事故で繰り上がる 恵まれ と続きます。ポイントは、どの決まり手かは「どのコースが勝ったか」とほぼ直結している こと。決まり手を覚えると、コース取りと展開がイメージできるようになります。
決まり手は全部で6種類(出やすさの実測)
決まり手の出やすさ(1着・実測の割合)
全国2年分・1着の決まり手 127,824レースの実測。逃げが過半数を占めます。
① 逃げ(52.6%)— 1コースの王道

最も多い決着で、決まり手全体の 52.6%。1コースが先行のまま押し切ります。実測でも 1コース勝利の95%がこの逃げ。本命サイドの決着なので配当は安めになりがちです。
② 差し(12.4%)— 内を突く

主に 2コースが1コースを差す パターン。1コースがターンで外へふくらんだ一瞬の隙を、内から突きます。実測では 2コース勝利の62%が差し。
③ まくり(15.6%)— 外から一気に

スピードに乗った 3〜4コースの仕掛け(3コース勝利の40%、4コース勝利の46%がまくり)。先行艇が外へ張り出されるため、展開が大きく変わり 波乱になりやすい 決まり手です。
④ まくり差し(11.9%)— まくって、内を差す

4〜6コースに多い 決まり手で、5コース勝利の60%・6コース勝利の42% がこれ。大外から内へ飛び込むため、高配当(万舟)の常連です。
⑤ 抜き(6.6%)— 道中で逆転

ターンの差ではなく、足(スピード)の差 が出た決着。先頭が抜け出せず、後続がじわじわ追い詰めて逆転します。
⑥ 恵まれ(0.9%)— 棚ぼたの勝ち

6種類で 最も稀(0.9%)。前の艇のアクシデントによる“棚ぼた”の勝ちで、狙って獲るものではありません。
決まり手は「勝ったコース」とほぼ直結
どの決まり手で決まるかは、勝ったコースでほぼ決まります。だから決まり手を知ると「どのコースが、どう動いて勝ったのか」がイメージできます。
| 勝ったコース | 全勝利に占める割合 | 主な決まり手(実測) |
|---|---|---|
| 1コース | 55.2% | 逃げ95% |
| 2コース | 13.5% | 差し62% / まくり28% |
| 3コース | 12.7% | まくり40% / まくり差し37% |
| 4コース | 10.6% | まくり46% / まくり差し26% |
| 5コース | 6.1% | まくり差し60% / まくり22% |
| 6コース | 1.9% | まくり差し42% / まくり29% |
※ 内側のコースほど勝ちやすく(1コースだけで全勝利の過半数)、外コースの勝ちは「まくり・まくり差し」に偏ります。
配当との関係は別記事で
決まり手によって配当の出方も大きく変わります。逃げ(本命決着)は安く、まくり・まくり差しは万舟(払戻1万円以上)が出やすい —— この実測は別記事にまとめました。あわせてどうぞ。
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データ出典: BOAT RACE オフィシャルの公開データを当サイトで集計(集計期間 2024-03-01〜2026-06-25 / 1着の決まり手 127,824レースの実測)。「コース」は進入後の実コース(枠=艇番とは区別)。図解はイメージです。
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