季節ごとの場別データ——夏と冬で買い方を変えるべきか
「冬は荒れる」「夏はイン天国」——季節の通説を、約2年・全24場の実測で検証。全国平均の季節差と、季節で本当に顔が変わる場を数字で特定しました。
結論(先に)
全国平均の1コース1着率は 春55.5%/夏54.1%/秋55.5%/冬55.7%。イン率は冬が最も高く夏が最も低いものの差は1.6ptで、全国平均で見る限り「季節で買い方を大きく変える必要はない」が実測の答えです。ただし場別に見ると夏冬で最大8.8pt動く場(住之江)があり、「季節は全国平均でなく場単位で効く」が結論です。
実測データ:季節で水面はどれだけ変わるか
約2年・131,290レースを春夏秋冬に分けました。
季節別の1コース1着率(全国)
約2年の実測(各季節2シーズン分を合算)。
イン率は冬が最も高く夏が最も低いものの差は1.6ptで、全国平均で見る限り「季節で買い方を大きく変える必要はない」が実測の答えです。風は春が最も強く(平均3.0m)、季節の影響はまず「風」を通じて現れます。
| 季節 | 1コース1着率 | 万舟率 | 平均風速 | 対象レース |
|---|---|---|---|---|
| 春 | 55.5% | 16.1% | 3.0m | 41,176 |
| 夏 | 54.1% | 17.3% | 2.8m | 36,503 |
| 秋 | 55.5% | 17.0% | 2.6m | 25,201 |
| 冬 | 55.7% | 16.7% | 2.9m | 28,410 |
万舟=3連単払戻1万円以上。
「季節で変わる場」はどこか
全国平均よりも大事なのは場ごとの季節差です。夏と冬でイン率の差が大きかった場を実測で並べると——
| 場 | 夏のイン率 | 冬のイン率 | 夏-冬 |
|---|---|---|---|
| 住之江 | 52.9% | 61.7% | -8.8pt |
| 大村 | 58.9% | 65.9% | -7.0pt |
| 若松 | 55.1% | 61.5% | -6.4pt |
| 常滑 | 59.9% | 53.9% | +6.0pt |
| 蒲郡 | 53.9% | 58.9% | -5.0pt |
夏・冬とも400レース以上ある場のみ。差の絶対値が大きい順に5場。
海風・季節風の影響を受けやすい場ほど、季節でインの信頼度が動きます。自分がよく買う場がこの表に入っているなら、季節は買い方の変数に入れる価値があります。
初心者向け解説
「夏は乗りやすく冬は難しい」と言われるのは、冬の強い季節風と体感の問題が主因。ただしデータで見る限り、全国一律の「夏ルール/冬ルール」より、場×季節の実測で判断する方が一段正確です。
実践:どう買いに活かすか
普段買う場を1つ決めているなら、その場の夏冬差を上の表で確認。差が2pt未満なら季節は無視してよく、大きい場だけ「冬はインを1段疑う」等の補正を入れる——これが実測に基づく使い方です。
注意点
- 各季節は2シーズン分の合算で、年ごとの偏り(悪天候の当たり年など)を含み得ます。
- 「コース」は進入後の実コース(枠=艇番とは区別)。
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データ出典: BOAT RACE オフィシャルの公開データを当サイトで集計(集計期間 2024-03-01〜2026-07-16 / 季節別 25,201〜41,176レースの実測)。「コース」は進入後の実コース(枠=艇番とは区別)。
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