STが速い選手の勝率はどれだけ違う?ST帯別の完全データ
競艇は「スタートで決まる」とよく言われます。では実際、スタートタイミング(ST)が速いと1着率はどれだけ上がるのか。本番STの帯別1着率を、コース有利も統制しながら全国2年分で実測しました。
結論(先に)
本番ST 0.10〜0.12 の帯は1着率 21.5%、0.19以上は 9.7%。「速いSTの艇は内が多い」偏りを除くため1コースだけで見ても、速い帯ほど逃げ切り率が高く、コース有利を差し引いてもSTは効いています。スタートは競艇予想で最重要の要素のひとつです。
実測データ:STが速いほど勝つ
本番のスタートタイミング(ST。数字が小さいほど速い)の帯ごとに、1着率を集計しました。傾向は明快です——
本番ST帯別の1着率(全コース込み・実測)
STが速い(数字が小さい)ほど1着率は高い。
ST0.10〜0.12の帯は1着率 21.5%、0.19以上の帯は 9.7%。スタートの速さは着順に直結します。
ただし「速いSTの艇は内コースが多い」という偏りもあります。そこでコース有利を取り除くため、1コースの艇だけで同じ集計をしてみると——
【1コースだけ】本番ST帯別の1着率(コース有利を統制)
同じ1コースでも、STが速いほど逃げ切り率が上がる。
同じ1コースでも、STが速い帯ほど逃げ切り率が高い。つまりコースの有利を差し引いても、スタートの速さは効いていることが分かります。
| 本番ST帯 | 出走数 | 1着率(全体) | 1着率(1コース内) |
|---|---|---|---|
| 0.09以下 | 126,288 | 26.3% | 68.9% |
| 0.10〜0.12 | 112,149 | 21.5% | 64.6% |
| 0.13〜0.14 | 90,173 | 19.0% | 60.6% |
| 0.15〜0.16 | 91,229 | 17.1% | 57.7% |
| 0.17〜0.18 | 84,927 | 15.0% | 53.0% |
| 0.19以上 | 255,740 | 9.7% | 38.0% |
本番ST=レース本番のスタートタイミング。フライング/出遅れは除外。
初心者向け解説:STとは
STは、スタートラインを「いつ」通過したかを示す秒数です(フライングスタート方式)。0.00に近いほど速く、出遅れるほど数字が大きくなります。速いSTで先手を取れれば、1マークを有利に回れて1着に近づく——競艇でスタートが「すべての起点」と言われる所以です。
※ ここで使ったのは本番のST。予想段階では、発走前のスタート展示のST(各予想ページに掲載)が手がかりになります。
実践:どう買いに活かすか
予想では、発走前の『スタート展示』のST(各予想ページに掲載)に注目。展示で好スタートを連発している艇は、本番でも先手を取りやすく買い材料になります。逆にF持ち(フライング歴)の艇はスタートが慎重になりがちな点も加味を。
注意点
- 本番STと着順の関係は相関で、因果(速い→必ず勝つ)を保証しません。
- 予想に使えるのは展示ST。本番STは結果が出るまで分かりません。
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本コラムは公式公開データを当サイトで集計・分析したもので、将来の的中や利益を保証するものではありません。舟券の購入は20歳以上・自己責任で、無理のない範囲でお楽しみください。
データ出典: BOAT RACE オフィシャルの公開データを当サイトで集計(集計期間 約2年(results×entries 結合) / ST記録のある全出走の実測)。「コース」は進入後の実コース(枠=艇番とは区別)。
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